2015/10/14

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おとなのためのおはなし会

category - 児童書
2015/ 10/ 14
                 
マロン日記より


おかあちゃんが ぼくに ふゆようの べっどを こうて くれました。
マロン


こいつが べっどか。
マロン



くんくん。あやしい やつは・・・
マロン


ぶんぶん ふりまわしてやるー!
マロン



まあ、このくらいに したるわ。
マロン


*****
マロンはお気に召されたようです。(笑)

うきょうさんの大人のためのおはなし会に参加しました。
訳者の違う絵本を読み比べするのがメインです。
小説に訳者が違う本があることは知っていましたが、絵本にもあるとは知りませんでした。


「おおきな木」

村上春樹訳


ほんだ きんいちろう訳



英語版




初めに読んだのは村上春樹訳の本でした。そのせいか、ほんだ きんいちろう訳の本より、村上春樹訳のほうがすっきりと読みやすく感じます。敬体で書かれているせいもあるかもしれません。

でも、気になった点もあります。
一番、気になったのは春樹氏の「幸せでした」という表現です。
ほんだ氏は同じ言葉を「うれしかった」と訳しています。
原文では「happy」です。
すると、春樹氏の訳のほうが原文に近いわけですが、この部分はほんだ氏のほうがあうような気がします。

幸せって、人によって違うので簡単に「幸せでした」とは書けないような気がするからです。
読むのが子どもなので、「うれしかった」のほうが共感できるのではないでしょうか。
もちろん、わたしがそう思うだけで、感じ方は人それぞれです。

それと、木が切り株になったあとも「happy」と木が言っています。そのあと、作者目線の文が出てきます。(創作する者としてはえっと思ってしまいますが)
ほんだ氏の訳は「だけど、それはほんとかな」です。
春樹氏の訳は「なんてなれませんよね」です。

これも、はっきりとは否定しないほんだ氏のほうがしっくりしますが、うきょうさんによると原文は春樹氏の訳に近いそうです。

他にもいろいろな違いがありました。
その訳者の考え方や時代の背景、あるいは国の考えの違いから、訳の違いが出てくるのだなと思いました。
読み比べるのは初めてでしたが、おもしろかったです。

3冊ともアマゾンで注文してしまいました!
こんなに買ってどうすんだとあきれますが、一人でにやにやしたいと思います。


訳だけでなく、「あめふらし」のように絵の配置や色、トリミングの違う絵本もあることを知りました。






絵本って奥が深いです。



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コメント

非公開コメント
        

No title
ふわふわして暖かそう。軽いとしても振り回さないでね。
マロン様のお気に召しましたか。さっそくですね。
No title
とおいところまで足をお運びいただき、本当にありがとうございました。
葉っぱがゆれるように文字を散らしてあるページがあります。
そこも、日本語の意訳で表現されている本田版がいい、という人もいれば、原作のイメージに近い村上版がいい、という人もいらっしゃいます。本田版が美品セコハンであるといいですねえ。お近くのお友だちと読み合いをしてもまたちがった感想が聞けて楽しいと思います。ぜひぜひ、何度でもお楽しみください。
それにつけてもマロンさん、そんな大きなものまで振り回して(゜o゜;。そのうちに何かにぶつけてケガしないように。
No title
>kazuyoo60さんへ
新しいものはたいてい、振り回しています。(笑)
大きいのにすごいです。

>うきょうさんへ
ほんだ訳の本が美品だといいのですけど。日本語としてはほんだ訳のほうがいいのかもしれませんね。
村上訳は直訳っぽいです。

マロンは大きいものでも振り回しますが、よく頭がくらくらしないものだなあと感心してしまいます。