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夢の守り人

category - 読書
2007/ 12/ 28
                 
今日で仕事納めの方も多いと思います。
わたしは昨日で終わりのはずでしたが、実は家に持って帰った仕事があるので、終わったかというと、若者のよくいうビミョーというところでしょうか。
今も仕事以外はすべからく、やる気のない状態ですが、昨日のことはダメージがきつくて、仕事もほっといて、グータラしていました。
でも、夕方からやっと復帰して、クッキーを作り、仕事を少し片付けました。

とにかく、何もうまくまわらないとき、夢に逃げたいと思ったことはありませんか。
ここでいう夢とは将来の夢というのではなく、寝てみる夢のことです。

この「夢の守り人」はシリーズものですが、とてもおもしろいファンタジーです。
まだ、読んだことのない方は1作目から読むことをお勧めします。

わたしは高校生のとき、家庭不和が原因で、夢の中でずっと暮らしたいとか、どこかへ行ってしまいたいとか、よく逃避を考えていました。自分を外に出すタイプではなかったので、高校のときの友達はもちろん親も誰もわたしの悩みに気づかなかったようでした。
だから、このお話で夢に逃げてしまった人の気持ちがよくわかります。


夢の守り人 (新潮文庫 う 18-4)夢の守り人 (新潮文庫 う 18-4)
(2007/12)
上橋 菜穂子

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タンダの姪っ子が目覚めないというのが話の発端でした。
しかもチャグムも。
ファンタジー好きな方にお勧めです。

そうそう、あのころの私がどうやって立ち直ったのか。
数年かかって、結局、現実逃避はいけないと思い、それまでの日記や思い出の手帳を捨てることにしたのです。わたしにとって日記なども寝てみる夢の一つだったのです。

う~ん。もったいない。





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コメント

非公開コメント
        

良い子を演じてこられましたか。多かれ少なかれ人は演じているのかもしれませんが。
クッキーですか。ご気分が良くなられましたか。
このテンプレートもいいですね~
ちょうど今娘に読んであげてます。「夢の守り人」
もうすぐ読み終わるので次は「神の守り人」です。
今日のpianoさんの話、なんだか自分にも凄くかぶるところがあって、なんともいえない気持ちです。
あ~タンダはどうなるのかなぁ。楽しみ♪
おぉ~う!
早速読まなければ~!!
ワタシも学生の頃、ずっと家庭不和で
いつも一人で泣いてばかりいました。
早く家を出たかったのに
卒業しても家を出ることは猛反対されました。
>kazuyoo60さん
よい子を演じるというより、弱い部分を見せたくなかったのでしょう。見得はりだったのかもしれませんね。

>yokoさん
神の守り人って読んだかなあ?さがしてみようっと。
夢の守り人って、ちょっと大人には切ないかもしれませんよ。

>べいじゅさん
そうか~。同じですね。
学生のころって道は一つしかないと思ってしまうから、出口が見えなくなるんでしょうね。
家を出るのも経済的にしんどいですよね。
わたしは家出を考えてましたが、実行できませんでした。いや、実行しなくてよかったです。
こんな明るいハナコ先生も色々あったんですね。
私もこの間、飲みに行って過去のこと、初めて他人に打ち明けボロボロに泣いてしまいました。
でも、それから吹っ切れて…とっても元気になりました。
つらかったから、つらく接するのでなく優しく生きていきたいですね。

勝手に感傷に耽ってしまいました。
ごめんなさい。
sweetparsleyさんへ
つらいことを人に打ち明けることができれば、気持ちがすっきりしますね。わたしは、今は結構、愚痴っていますよ。
そのあとは前向きに生きたいと思っています。
予約~
「獣の奏者」で、上橋さんを初めて知りました。
さっそくこの一冊、予約しましたが、図書館は3日までお休み~~(ToT)/~~~
pianoさん、深い人生があったのですね・・・
つぼみさんへ
いえいえ~。特に深くはないですよ。
気持ちの切り替えができなかったんですね。若いときはみんなそうなのかもしれません。
・・・
   今日のブログは人生相談みたいですね。こんなに学生のころに泣く人いたんですね。私だけじゃ無かったのだと思うことが、いつも抜け道になります。
きゃーっ、このシリーズ一時期ハマりましたー!!全部読んでます!
逃げることが悪いことだとは思いません。
要は、元気になれればいいんです^^。

わたしはこの話のバルサ達とチャグムとの絆とか信頼とか・・・、そういったところが大好きです。
>アネムさん
多かれ少なかれ、人生に疲れるときってあるのじゃないかなと思います。若いときは大したことでもないことに落ち込むから危ないですね。そんなときは身近な大人が気づいてあげないといけないと思いました。

>ノアさん
今まではおもしろいですんでいたのですけど、今回はちょっと胸が痛みました。バルサもタンダも真摯な生き方をしているのがすきです。